私は21歳の頃、仕事のストレス等で重度の口内炎から始まり血便、下血、腹痛、関節痛などの症状が出始めました。それから3つの病院で入退院を繰り返し、検査の結果「ベーチェット病」と診断されました。腹痛や下血は腸に潰瘍ができていることからでした。一番多いときではステロイドを含む15錠の薬を1日3回飲む日々が続きました。症状が落ち着いていてもステロイドは少量ずつしか減量できず、これからステロイドと長いつきあいになるかと思うと憂鬱でした。それから仕事復帰はしたものの毎朝体を起こすことがきつかったり、頑張りすぎると腹痛が起きたりという状態でした。
妊娠をきっかけに腸の潰瘍が悪化し、無事出産することはできましたが、このままでは腸閉塞になる可能性があるということで、潰瘍の部分を切断し、繋げるという手術を行いました。分子整合栄養医学と出会ってから、病院では分からない細かな血液検査をすることになり、自分の体の状態が初めてどのようなものなのか分かりました。
栄養素を飲み始めると、朝起きたときの調子が少しずつ良くなるのを実感しました。それから飲んでいたステロイドも飲まなくて良いようになり、4週間に1回通院していた私ですが、病院にお世話になることもなくなりました。今では2人目にも恵まれ、母乳も安心してあげられる事に感謝しています。病院での血液検査では自分の体は語れないと思いました。まずは自分の体をより知ってみるともっと毎日が楽しくなると思います。毎日、子育て、仕事、家事に主人・家族と一緒に充実した日々を送っております。私を分子整合栄養医学(くりあ診療所)に引き合わせてくれた母は、この分子整合栄養医学を多くの人に知らせたく思っているみたいです。今はくりあ診療所の“コ・ラーナー”という勉強会に通っております。