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◆分子整合栄養医学とは

自然治癒力を高め、対症療法ではない根本治療を。

分子整合栄養医学とは、ノーベル賞を2度受賞した米国人生化学者ライナス・ポーリング博士によって提唱された医療です。人の体は、栄養素で構成されています。博士は、さまざまな研究の結果、栄養素が欠乏することで病気は引き起こされると考え、ビタミンやミネラルなどを摂取し、体のバランスを整えることで健康になれると唱えています。

現代の医療は、「血圧が上がれば、降圧剤を」「血糖値が高くなれば、インスリンを」というように症状に対する対症療法が主流です。つまり症状を消すことに重きが置かれ、「なぜ血圧が上がったのか?」「なぜ、血糖値が上がったのか?」という根本的な課題を突き止めることをしません。薬は効能と同時にかならず薬害を併せ持っています。しかも複数の病気を持っている人が複数の薬を同時に使った場合の複合的な副作用については、ほとんど研究されていないと言っても過言ではないでしょう。

身体の不調は、加齢やストレス、遺伝的体質、不適切な食生活や生活習慣、飲酒・喫煙等の様々な原因によって、体内分子が本来あるべき正常な状態ではなくなることに起因します。分子整合栄養医学は、人体の仕組みを分子レベルで分析・理解し、不足している栄養素を至適量補給することにより、自らの自然治癒力を強化し健康へと導きます。

具体的には、健康保険の適用範囲をはるかに超える多項目の血液検査を実施し、その検査結果に基づき、タンパク質や、各種のビタミン類、鉄やカルシウム、マグネシウムなどの不足している栄養素を、至適量補給します。くりあ診療所が取り扱う栄養素は、病態改善または予防のために、特別に開発されたGMP基準を満たす安全なものです。アメリカや日本では、医師は栄養学の知識をほとんど持っていないのが実情です。しかしながら栄養療法こそが、人間にとって最も適切な治療法であることに気づき始めている医師が、全国各地に少しずつ増えてきています。

「分子整合栄養医学」理論が日本に紹介されてから、まだわずかに27年目であることと、代替医療という位置付けのため、この理論を理解し実践している医師は多くはありません。しかし、最近では、金沢大学医学部に専門研究チームができているほか、北海道から沖縄まで、分子整合栄養医学を実践し、着実な医療効果を上げている医師が出てきています。現在の日本では治せない病気と言われている更年期障害や高血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等の虚血性疾患、糖尿病、肝臓・腎臓病、膠原病、骨粗しょう症なども、栄養療法によって病態を改善し、健康を取り戻している事例は枚挙にいとまがありません。

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