時には食物アレルギーが強い反応を引き起こし、命にかかわる場合すらあります。
さほど重篤でない反応には以下のような症状がありす。
□再発性の耳感染
□感情の起状および行動問題
□夜尿症
USバイオテック研究所の検査は、静脈または指先からの簡単な採血によって、即時型(IgE)*および遅延型(IgG・IgA)の食物特異的抗体を特定することが可能です。
*即時型のIgE抗体を含む検査の場合は静脈採血のみとなります。
ロボットを用いた比類のない最先端のELISA法検査により、すべての検体は2回測定され、より正確な検査結果を実現しています。
食物特異IgG抗体が介在する遅延型アレルギーは、抗原と抗体が免疫複合体を形成します。マクロファージは形成された免疫複合体の処理にかかわりますが、その能力には限界があるため、抗原を体から排除しようとするマクロファージの能力を過剰な抗原がマスクし、免疫複合体が長期間にわたって体内を循環して体組織へ沈着し、様々な慢性症状の原因となります。
遅延型食物アレルギーの炎症の発現には数時間から数日間と時間がかかり反応が弱いために、気づかないまま問題食物の摂取を続ける傾向があり、隠れアレルギーとも呼ばれています。本検査では、96種類の食物抗原ごとに食物特異IgG抗体価を測定します。
遅延型フードアレルギー検査をお受けになる方の多くは、慢性症状を有しているにも関わらずRAST等のIgE抗体検査が陰性という方々です。USバイオテック研究所での所内研究の結果、IgE抗体が陰性の検体のうち、70-85%がIgG抗体で陽性でした。そして、IgEとIgGが両方とも陰性の検体のうち、30-40%がIgA抗体において陽性を示しています。このことから、IgG抗体検査およびIgA抗体検査は、原因不明の慢性症状を抱える人の原因究明の第2、第3のステップ(早期に検証)として有用です。
遅延型フードアレルギーの症状は、体の内外を問わず多岐に渡り、一般的にアレルギー症状とは認識されないものも多く含まれます。更に、メンタル面への影響や肥満との関係も報告されています。また、症状が1種類ではなく、複数の症状が同時に発生していることが多いのも遅延型フードアレルギーの特徴です。
遅延型フードアレルギー検査 | 44,000円(税込) |
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